サービスについて

概要(fig.1

クロマチン免疫沈降(Chromatin immunoprecipitation、略称 ChIP)は抗体を用いて特定のタンパク質に結合(相互作用)するDNA領域を回収する手法です。
クロマチン免疫沈降(ChIP)と、次世代シーケンスを組み合わせることによって、転写調節因子やクロマチン結合タンパク質とDNAの結合部位を解析することが可能です。
クロマチン免疫沈降により得られたChIP産物をシーケンスすることで得られたリード情報は、特定タンパク質の結合領域を指し示す配列情報の集合体です。リード情報をリファレンスに対してマッピングした場合、リードの集中する箇所が結合領域としてピーク状に検出されます。この領域情報、ピークコールなどの結果を納品します。
なお、タンパク質・DNAにより結合能やその力価が異なり ChIP条件(回収に最適な断片サイズなど)は一様ではないため、ChIP産物の回収まではお客様にて調製をお願いしております。ご了承ください。

代表的な仕様

  • ライブラリ調製:TruSeq ChIP-seq library
  • シーケンス条件:NovaSeq X Plus, 150 bp, paired end, 6 Gb /sample
  • データ解析:Mapping, Peak call

ご注文に関して

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製品カタログ・リーフレット

参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
ChIPシーケンス お問い合わせ シーケンスのみご依頼の場合:サンプル受領から約 6~8 週間
データ解析までご依頼の場合:サンプル受領から約 10 週間

* サンプル受領のタイミングや取得したデータによっては、納期が前後する場合がありますので、ご了承ください。

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