概要
エストロゲン様作用を持つことで知られているイソフラボンをLC-MS/MSにて測定します。測定対象物は、ダイズに含まれる主要イソフラボン 3種類(ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテイン)とダイゼインが腸内細菌の働きにより変換されてできるエクオールの合計4種類です。加水分解 (水解)処理の有無が選択できます。水解処理ありでトータル(遊離型+抱合体型)、水解処理なしで遊離型のみの測定が可能です。安定同位体を用いた内標準法により高い精度を兼ね備えています。
特長
- 血清、血漿、尿0.1mLからゲニステイン、ダイゼイン、エクオール、グリシテインが同時測定可能です。
- マウス、ラットなどヒト以外由来の生体試料でも測定実績があります。
サービスの流れ
希望する測定項目をお伝えください。(
fig.1)
また、ご不明な点がありましたら、ご要望に合わせて、最適な測定法などをご案内致しますので、お気軽にお問い合わせください。
- お問い合わせ
お問合せフォームから、希望する測定項目、検体情報(検体数、生物種)などをお伝えください。
- お見積書・注文書の作成
ご連絡いただきました内容を元に、お見積書・注文書をエクセルファイルもしくはPDFにてメールにてご送付いたします。
- 受付・検体送付
検体はドライアイス梱包の冷凍宅配便にてご送付ください(平日着)。
- 測定
- 結果報告
メールにて速報をご連絡し、のちほどご報告書を郵送いたします。
測定モード・定量法
測定モード:Multiple Reaction Monitoring(MRM)
定量法:内標準法