ELISPOT解析は、がんや自己免疫疾患、感染症、アレルギーなどの様々な疾患において、抗原特異的免疫応答を研究するために幅広く利用されています。
前培養(IVS) | ELISPOT解析の前に、PBMCをペプチドおよびサイトカインで刺激を加えながら2週間培養します(in vitro sensitization;IVS)。ペプチド特異的CTLを活性化し増殖させることができ、存在頻度の低いCTLによる免疫応答を検出する場合に推奨しています。 |
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ELISPOT解析 | IFN-γ 特異的なキャプチャー抗体が固相化されたウェルにPBMCを播種し、ペプチド提示細胞と共培養します。ペプチド特異的CTLから産生されたIFN-γ とキャプチャー抗体が結合することで、細胞が位置していた場所にスポットが形成されます。形成されたスポットを、ImmunoSpot アナライザー(Cellular Technology Limited)で自動計数します。 |
ELISPOT解析 | ご提供いただいたPBMCを前培養後、IFN-γ ELISPOT解析を実施し、検出したスポット数データおよびELISPOTプレートの撮影画像をご報告いたします。 |
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ELISPOT解析(前培養なし) | ご提供いただいたPBMCを用いて、前培養せずにIFN-γ ELISPOT解析を行います。検出したスポット数データおよびELISPOTプレートの撮影画像をご報告いたします。 |
スポット計数のみ | お客様でELISPOT解析を実施した後の乾燥済みプレートをお預かりし、スポット計数のみ行います。検出したスポット数データおよびELISPOTプレートの撮影画像をご報告します。ELISPOT解析でのサイトカインの種類によらず対応可能です。 |
解析内容 | 材料 | 必要量 | 保存容器 | 保存方法 |
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ELISPOT解析 | ヒトPBMC | 6×106cells程度 (抗原ペプチド1種類あたり) 解析条件に依存するため要相談 |
1.5~2 mLチューブ | 細胞保存液を添加し、-80℃ |
抗原ペプチド | 粉末 2 mg (凍結乾燥、純度95%以上) |
0.5~2 mLチューブ | 各ペプチドの最適保存条件にて保存 | |
ELISPOT解析 (前培養なし) |
ヒトPBMC | 6×106 cells程度 (抗原ペプチド1種類あたり) 解析条件に依存するため要相談 |
1.5~2 mLチューブ | 細胞保存液を添加し、-80℃ |
抗原ペプチド | 粉末 1 mg (凍結乾燥、純度95%以上) |
0.5~2 mLチューブ | 各ペプチドの最適保存条件にて保存 | |
スポット計数のみ | 発色済み 96ウェルプレート |
― | ― | 室温 |
サンプルの保存条件 | 輸送条件 |
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室温 | 通常便 |
冷蔵(4°C)、冷凍(-20°C)、超冷凍(-80°C) | ドライアイス梱包・冷凍便 |
サービス項目 | 価格(税抜) | 納期 |
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