定量的にTCRやBCRの遺伝子配列を決定し、リンパ球クローンの種類や頻度を解析します。
解析対象 | TCR:α鎖、β鎖 BCR:重鎖(IgG、IgM、IgA、IgD、IgE)、軽鎖(IgK、IgL) |
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①サンプル | RNA 対象生物種:ヒト・マウス 材料:PBMC、組織 |
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②ライブラリー作製 | ・ライブラリー作製試薬 各転写産物を識別するアダプターの付加 5’RACE法によるTCR/BCR配列の増幅 |
③シーケンシング | ・シーケンス機器 MiSeq |
④データ解析 | ・専用アプリケーション「ImmunoGrapher®」 お客様自身で必要なデータを簡単に取得していただけます TCR/BCRクローンの遺伝子情報 TCR/BCRクローンの頻度分布 多様度指数 共通クローンの比較 クローン検出頻度の相関 |
①TCR/BCRクローンの遺伝子情報 | TCR/BCRの各鎖のV遺伝子情報、J遺伝子情報、CDR3領域のアミノ酸配列、各TCR/BCRクローンの検出頻度 |
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②TCR/BCRクローンの頻度分布 |
「①TCR/BCRクローンの遺伝子情報」で得られた各クローンの検出頻度を円グラフで示すことができます。 円グラフを用いることによって、各クローンの偏りを視覚的に確認することができます。 |
③多様度指数 |
TCR/BCRの各鎖の多様度を逆シンプソン指数で示します。多様度が高い場合、多様度指数は大きくなります。 治療前後や感染の有無で生じるTCR/BCRの多様性変化を検証することができます。 |
④サンプル間の共通クローンの比較 |
基準とするサンプルから検出されたクローンについて、その他のサンプルにおける検出頻度を棒グラフもしくはヒートマップで示します。
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⑤サンプル間のクローン検出頻度の相関 | 選択した2サンプル間のクローン検出頻度の相関を示します。 |
対象生物種 | 材料 | 必要量・品質 | 保存容器 | 保存方法 | 備考 |
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ヒト マウス |
RNA | ・PBMC由来:300 ng以上 ・組織由来:2 μg以上 ・RIN 6.0以上またはOD(260/280)1.8~2.2 |
1.5~2 mLチューブ | -80℃ | サンプルに含まれるT/B細胞由来のtotal RNA量が少ない場合、ライブラリーを作製できないことがございます。 |
サンプルの保存条件 | 輸送条件 |
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超冷凍(-80℃) | ドライアイス梱包・冷凍便 |
解析結果報告書 | Total RNAの品質確認結果(RNA量、RIN)およびシーケンス出力データ(シーケンシングの総リード数) |
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TCR/BCRシーケンス結果 | 専用アプリケーション「ImmunoGrapher®」へアップロードいたします。 |
納品方法:メール添付および解析用アプリケーション「ImmunoGrapher®」へアップロード
(納品時にログイン用パスワードをご連絡いたします。)
*「ImmunoGrapher®」へのデータアップロード期間:納品より3ヶ月
サービス項目 | 価格(税抜) | 納期 |
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