概要
エストロゲンの、エストラジオール(E2)、エストロン(E1) を、超高感度でLC-MS/MSにて測定します。
エストロゲンに特化した精製、誘導体化に加え、LCでの分離濃縮技術を組み合わせることで、非常に高感度な測定系を実現しています(特許第6041125号)。
微量なエストロゲン濃度で測定を諦めていた方に、高感度かつ正確な検査をご提供します。
特許第6041125号 :
エストロゲンの超高感度測定法, 特許公報(B2),6041125
特長
- エストラジオール(E2)、エストロン(E1)を非常に低濃度まで測定することができます(fig.1)。
- 定量下限値:0.025pg/mL (E2)、0.1pg/mL (E1) (血清0.2mL使用時)。
- 唾液中や閉経後女性・小児血清等の低濃度のマトリックスにおける測定経験が豊富です。
- マウス、ラット、魚類など、ヒト以外由来の生体試料でも測定実績があります。
超高感度法と通常感度法の比較
超高感度法は、通常感度法(あすか製薬メディカル社測定法:ステロイドホルモン測定)と比較し、エストラジオール(E2)は200倍、エストロン(E1)は50倍高感度になっております。
ぜひ、微量なエストロゲン濃度(10pg/mL未満) の測定にご活用ください。
また、ご要望にあわせて最適な測定法をお選びください。
| 超高感度法 |
通常感度法(あすか製薬メディカル社測定法:ステロイドホルモン測定) |
エストラジオール(E2) |
0.025pg/mL |
5pg/mL |
エストロン(E1) |
0.1pg/mL |
5pg/mL |
* 0.2mL使用時の定量下限値
サービスの流れ
希望する測定項目をお伝えください。(
fig.2)
また、ご不明な点がありましたら、ご要望に合わせて、最適な測定法などをご案内致しますので、お気軽にお問い合わせください。
- お問い合わせ
お問合せフォームから、希望する測定項目、検体情報(検体数、生物種)などをお伝えください。
- お見積書・注文書の作成
ご連絡いただきました内容を元に、お見積書・注文書をエクセルファイルもしくはPDFにてメールにてご送付いたします。
- 受付・検体送付
検体はドライアイス梱包の冷凍宅配便にてご送付ください(平日着)。
- 測定
- 結果報告
メールにて速報をご連絡し、のちほどご報告書を郵送いたします。
測定モード・定量法
測定モード:Multiple Reaction Monitoring(MRM)
定量法:内標準法