概要
甲状腺ホルモン3種をLC-MS/MSにて測定します。サイロキシン(T4)、トリヨードサイロニン(T3) に加え、日本国内では測定施設が少ないリバーストリヨードサイロニン(rT3) の測定も可能です。T4、T3に関しては遊離型のみの測定も可能です。化学物質の内分泌かく乱作用を評価する上で使用されるメダカ(文献1) などでも測定実績があります。安定同位体を用いた内標準法により高い精度を兼ね備えています。
文献1 :
Journal of Applied Toxicology, Volume 42, Issue 5, May 2022
特長
- 血清、血漿0.05mLからT4、T3、rT3が同時測定可能です。
- T4、T3に関しては遊離型の測定も可能です(必要検体量:血清、血漿 0.3mL限外ろ過法)。
- マウス、ラット、魚類、イヌなどヒト以外由来の生体試料でも測定実績があります。
サービスの流れ
希望する測定項目をお伝えください。(
fig.1)
また、ご不明な点がありましたら、ご要望に合わせて、最適な測定法などをご案内致しますので、お気軽にお問い合わせください。
- お問い合わせ
お問合せフォームから、希望する測定項目、検体情報 (検体数、生物種)などをお伝えください。
- お見積書・注文書の作成
ご連絡いただきました内容を元に、お見積書・注文書をエクセルファイルもしくはPDFにてメールにてご送付いたします。
- 受付・検体送付
検体はドライアイス梱包の冷凍宅配便にてご送付ください(平日着)。
- 測定
- 結果報告
メールにて速報をご連絡し、のちほどご報告書を郵送いたします。
測定モード・定量法
測定モード:Multiple Reaction Monitoring (MRM)
定量法:内標準法