Biointron / ペプチド研究所 ID: J02011

ハイブリドーマシーケンシング ID: J02011

Biointronは生産されるモノクローナル抗体の可変領域配列を解析するために、高品質のハイブリドーマシーケンスサービスを提供しています。シーケンスが正確性を保証します。

サービスについて

概要

ハイブリドーマ技術は、モノクローナル抗体の大量生産を可能にすることで、抗体薬の発見の分野を革命化しました。ハイブリドーマ細胞株は、抗体を産生するB細胞と不死化された骨髄腫細胞を融合させて作成され、特定のモノクローナル抗体を産生する細胞が得られます。しかし、これらの細胞株には、汚染リスク、低収量、および保存スペースの制約などの制限があります。これらの問題に対処するために、ハイブリドーマシーケンスが強力なツールとして登場し、これらの欠点を克服するだけでなく、ハイブリドーマ細胞株の損失を防ぎます。

ハイブリドーマシーケンシングは、ハイブリドーマ細胞株から生産されるモノクローナル抗体の可変重鎖(VH)および可変軽鎖(VL)領域のシーケンス解析を指します。シーケンシング後に、HEK/CHOなどの哺乳類細胞を用いた組換え発現によって、常に抗体を産生することが可能です。さらに、ハイブリドーマ細胞のシーケンス解析により、ヒト化抗体の製造やハイブリドーマ細胞株の鑑定が可能となります。

ハイブリドーマの完全な抗体配列を持つこと
  • 品質管理:抗体の特性を包括的に評価し検証することが可能となり、特異性と機能性を確保できます。
  • 再現性:抗体の反復的な製造と複製が保証され、毎回一貫した製品が得られます。
  • カスタマイズ:抗体を変更して性能を向上させることができます。例えば、親和性の向上や特異性の変更などが可能です。
  • 知的所有権:知的財産権の保護や潜在的な商業化のサポートに役立ちます。
  • 保証:ハイブリッドーマ細胞株が汚染、または不適切な取り扱っても、ハイブリッドーマの配列から再組み合わせ抗体を生産することができます。
Biointronは、ハイブリドーマ細胞株から生産されるモノクローナル抗体の可変領域配列を解析するために、高品質のハイブリドーマシーケンスサービスを提供しています。シーケンスが確認されると、リコンビナント抗体は2週間で発現から精製まで完了できます。

特長

  • 安価の作業料金
    ・5’ RACEを使用してRNA分子を増幅し、抗体の重鎖と軽鎖をクローニングし、その後、配列解析を行います。
    ・この信頼性の高いかつシンプルな方法により、下流の配列操作や発現ベクターの構築が可能です。
  • 100%正確性を保証
    ・100%の配列正確性を保証します。
    ・少なくとも5つの独立したクローンで相互検証されます。
    ・オプションの抗体発現でハイブリドーマ細胞株の検証を行います。
  • 時間を節約 1週間
    ・ハイブリドーマ細胞株を受け取ってから1週間で配列解析結果をお届けします
    ・解析する領域の選択肢:VH、VL、または完全な抗体配列
    ・開発、配列解析、最適化まで、ハイブリドーマのシーケンスニーズに関するワンストップソリューション です。

作業フローチャート(fig.1

サービス詳細

ステップ 詳細 作業時間 納品物
ハイブリドーマ・シーケンシング 配列解析 1週間 ・CDR領域解析とシーケンスレポート
・シーケンス測定データ
・シーケンシング用のベクター
リコンビナント抗体発現(オプション) 異なる発現スケールと様々な精製方法 2週間 ・精製された抗体(SDS-PAGE > 95%, endotoxin level < 1EU/mg, including SEC-HPLC detection)
・COAレポート

ご注文に関して

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参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
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