バイオ実験スタートアップ
実験機別ガイド
クローニング
目的のDNA(ターゲット配列)を任意のベクターに組み換える操作をクローニングといいます。 ここでは、よく使われるクローニング法のうち、TAクローニング法、制限酵素/ライゲー ション法、In-Fusionクローニング法を紹介します。それぞれの特長をおさえて、実験目的に応じた最適な方法を選んでください。(タカラバイオ社 クローニング実験ハンドブックより)
出発材料
TAクローニング
TAクローニング
実験ガイド タカラバイオ社
Tag DNAポリメラーゼなどをベースとするPCR酵素を用いて得られた増幅産物のほとんどは、その3'末端にデオキシアデノシン(dA)が一塩基付加されています。
TAクローニングでは、3'末端にデオキシチミジン(dT)を一塩基付加したTベクターを使用し、PCR増幅産物のdA一塩基突出部分と相補的となることを利用して簡便にクローニングを行います。(インサートDNAの5'未端のリン酸化は不要です。)
制限酵素/ライゲーション
制限酵素/ライゲーション
実験ガイド タカラバイオ社
制限酵素でベクタープラスミドとインサートDNAをそれぞれ切断した後、DNAリガーゼやライゲーション試薬を用いて連結させる方法です。遺伝子組換え実験の基本操作として長年利用されています。
ライゲーション効率の高さがクローニングの成功の鍵です。
In-Fusionクローニング法
In-Fusionクローニング法
実験ガイド タカラバイオ社
DNA断片同士の末端15塩基の相同配列を融合させることでクローニングを行います。
使用する任意のベクターの末端配列を利用してクローニングを行うため、あらゆるベクターが使用でき、余分な配列が一切付加されず、しかもディレクショナルクローニングを行うことができる優れた手法です。
PCRクローニングを行えば、制限酵素も不要です。

☑️ どんなベクターのどんな位置にもディレクショナルクローニングが可能
☑️ 短鎖から長鎖(50bp~15kb)まで効率よくクローニングが可能
☑️ 一挙に複数DNA断片を挿入するマルチクローニングが可能
☑️ In-Fuslon反応はわずか15分で完了

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