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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ
2025年04月23日(水) 14:00-
申込締切:4月23日(水)14:00
我々が世界で初めて同定したオートファゴソーム結合タンパク質LC3は、オートファジーのゴールデンマーカーとして今でも広く用いられている(論文被引用数は7,000を超え、分野1位)。さらにオートファジーを抑制する新規タンパク質Rubiconの存在を突き止めるなど哺乳類オートファジーの分子機構について多くの成果をあげると同時に、オートファジーが様々な疾患の発症を防いでいることを示してきた。
我々は、オートファジーが細胞内に侵入した病原性細菌を認識し排除することを世界に先駆け発見した。広く免疫細胞以外の一般の細胞が持つ生体防御機能として注目される。どのようにして細菌が認識されるのかも明らかにした。細菌排除機能の発見は同時に、選択的オートファジーの発見でもあった。構成的に常に起こって細胞成分の代謝回転を行う基底オートファジーは非選択的であるが、選択的オートファジーは有害物の除去に働く。例えば我々は、損傷を受けたリソソームも選択的オートファジーにより除去されることとそれが疾患抑制に重要であることを示した。
さらに我々は、加齢によるオートファジーの低下がRubicon増加に起因することを明らかにした。Rubiconの発現を抑制すると、寿命が延長するだけではなく、パーキンソン病やポリグルタミン病等の加齢性疾患複数が抑えられた。細胞老化においても、Rubicon増加とオートファジー低下が伴い、Rubicon抑制で細胞老化を低下できることをin vitro及びin vivoで示した。またRubiconは、エクソソーム産生にオートファジーとは独立に関与していて、Rubicon抑制により高齢個体で増加する老化促進エクソソーム産生を抑止できた。すなわちオートファジーは健康長寿を実現するためのターゲットとなりえる。
我々が世界で初めて同定したオートファゴソーム結合タンパク質LC3は、オートファジーのゴールデンマーカーとして今でも広く用いられている(論文被引用数は7,000を超え、分野1位)。さらにオートファジーを抑制する新規タンパク質Rubiconの存在を突き止めるなど哺乳類オートファジーの分子機構について多くの成果をあげると同時に、オートファジーが様々な疾患の発症を防いでいることを示してきた。
我々は、オートファジーが細胞内に侵入した病原性細菌を認識し排除することを世界に先駆け発見した。広く免疫細胞以外の一般の細胞が持つ生体防御機能として注目される。どのようにして細菌が認識されるのかも明らかにした。細菌排除機能の発見は同時に、選択的オートファジーの発見でもあった。構成的に常に起こって細胞成分の代謝回転を行う基底オートファジーは非選択的であるが、選択的オートファジーは有害物の除去に働く。例えば我々は、損傷を受けたリソソームも選択的オートファジーにより除去されることとそれが疾患抑制に重要であることを示した。
さらに我々は、加齢によるオートファジーの低下がRubicon増加に起因することを明らかにした。Rubiconの発現を抑制すると、寿命が延長するだけではなく、パーキンソン病やポリグルタミン病等の加齢性疾患複数が抑えられた。細胞老化においても、Rubicon増加とオートファジー低下が伴い、Rubicon抑制で細胞老化を低下できることをin vitro及びin vivoで示した。またRubiconは、エクソソーム産生にオートファジーとは独立に関与していて、Rubicon抑制により高齢個体で増加する老化促進エクソソーム産生を抑止できた。すなわちオートファジーは健康長寿を実現するためのターゲットとなりえる。
キーワード: オートファジー,疾患
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