概要
マウス、ラットを用いたモノクローナル抗体の作製を成功報酬制で実施します。
ELISAで陽性のクローンを送付して実際の試験(ウェスタンブロット、免疫組織染色など)に使用できるかご評価を頂きます。実際の試験において有用なクローンが得られなかった場合には、以後の作業を中断して費用は頂きません。
また、樹立された抗体産生細胞株から、腹水・培養上清の作製も行っております。さらに、抗体産生細胞株をご提供いただき、腹水・培養上清の作製も行っておりますので、ご相談ください。
特長
- 成功報酬制でモノクローナル抗体を作製します。
- 抗体産生細胞株をお預かりして、腹水・培養上清の作製を行います。
- 実際の試験に使用できるモノクローナル抗体が欲しい方におすすめ。
サービス内容
- 免疫動物へ2~3回の免疫と最終Booster
・抗原は1mg以上ご準備ください。ペプチド合成からも承ります。(別途費用必要)
・マウスはBalb/c 3~4匹を使用します。Wisterラット(2匹)でも承ります。
- 個体毎のFusion
・マウスミエローマ細胞はP3U1を使用します。
- ELISAでのスクリーニング
・陽性wellの培養上清を送付します。
- お客様での評価
・10クローンまでご選択頂きます。
この時点で、目的の抗体産生クローンが得られなかった場合、抗体作製の費用は頂きません。
* ペプチド合成を実施した場合は、別途費用が必要です。
- クローニング
・クローニングは限界希釈法を行います。
・通常2回繰り返します。
- クローンの確立・凍結細胞の作製
・各クローンにつき3本以上の凍結バイアルを作製します。
・サブクラスの同定を行います。
- 納品
・凍結アンプル 3本以上(2~5×106細胞/バイアル)
・培養上清 10mL以上
・サブクラスデータ
仕様
モノクローナル抗体の作製
- 成功報酬制:目的の抗体産生クローンが得られない場合は費用を頂きません。
- 難易度の高い抗体作製の場合、成功報酬制ではお受け出来ないことがあります。事前にご相談ください。
- ペプチド合成からご依頼を頂く場合、ペプチド合成の費用は、成功報酬制とはならずに別途請求をさせて頂きます。
◆内容
モノクローナル抗体の作製(一式)
納品:凍結アンプル3本以上(2~5×106細胞/バイアル)、培養上清 10mL以上、サブクラスデータ
マウス腹水、培養上清の作製
樹立した細胞株を生体マウスに移植することで、目的抗体を含む腹水を作製することが可能です。
また、この抗体産生株を培養することで、培養上清中に分泌される抗体を実験に使用することが可能です。
◆内容
腹水作製(BALB/c マウス)
腹水作製(ヌードマウスBALB/c, scid)
培養上清作製(スピナー法)
培養上清作製(高密度法)