バイオゲート / ファーマフーズ アプロサイエンスグループ ID: J00781

モノクローナル抗体作製 ID: J00781

『成功報酬制』でモノクローナル抗体(マウス・ラット)を作製します。

サービスについて

概要

マウス、ラットを用いたモノクローナル抗体の作製を成功報酬制で実施します。
ELISAで陽性のクローンを送付して実際の試験(ウェスタンブロット、免疫組織染色など)に使用できるかご評価を頂きます。実際の試験において有用なクローンが得られなかった場合には、以後の作業を中断して費用は頂きません。
また、樹立された抗体産生細胞株から、腹水・培養上清の作製も行っております。さらに、抗体産生細胞株をご提供いただき、腹水・培養上清の作製も行っておりますので、ご相談ください。

特長

  • 成功報酬制でモノクローナル抗体を作製します。
  • 抗体産生細胞株をお預かりして、腹水・培養上清の作製を行います。
  • 実際の試験に使用できるモノクローナル抗体が欲しい方におすすめ。

サービス内容

  1. 免疫動物へ2~3回の免疫と最終Booster
    ・抗原は1mg以上ご準備ください。ペプチド合成からも承ります。(別途費用必要)
    ・マウスはBalb/c 3~4匹を使用します。Wisterラット(2匹)でも承ります。
  2. 個体毎のFusion
    ・マウスミエローマ細胞はP3U1を使用します。
  3. ELISAでのスクリーニング
    ・陽性wellの培養上清を送付します。
  4. お客様での評価
    ・10クローンまでご選択頂きます。

    この時点で、目的の抗体産生クローンが得られなかった場合、抗体作製の費用は頂きません。
    * ペプチド合成を実施した場合は、別途費用が必要です。
  5. クローニング
    ・クローニングは限界希釈法を行います。
    ・通常2回繰り返します。
  6. クローンの確立・凍結細胞の作製
    ・各クローンにつき3本以上の凍結バイアルを作製します。
    ・サブクラスの同定を行います。
  7. 納品
    ・凍結アンプル 3本以上(2~5×106細胞/バイアル)
    ・培養上清 10mL以上
    ・サブクラスデータ

仕様

モノクローナル抗体の作製
  • 成功報酬制:目的の抗体産生クローンが得られない場合は費用を頂きません。
  • 難易度の高い抗体作製の場合、成功報酬制ではお受け出来ないことがあります。事前にご相談ください。
  • ペプチド合成からご依頼を頂く場合、ペプチド合成の費用は、成功報酬制とはならずに別途請求をさせて頂きます。
  • ◆内容
    モノクローナル抗体の作製(一式)
    納品:凍結アンプル3本以上(2~5×106細胞/バイアル)、培養上清 10mL以上、サブクラスデータ

    マウス腹水、培養上清の作製
    樹立した細胞株を生体マウスに移植することで、目的抗体を含む腹水を作製することが可能です。
    また、この抗体産生株を培養することで、培養上清中に分泌される抗体を実験に使用することが可能です。

    ◆内容
    腹水作製(BALB/c マウス)
    腹水作製(ヌードマウスBALB/c, scid)
    培養上清作製(スピナー法)
    培養上清作製(高密度法)

FAQ

Q:モノクローナル抗体作製サービスの特長は何ですか。
A:主な特徴は、①計画的短期作製法 ②完全な成功報酬制 です。最短で3.5ヶ月で目的抗体産生ハイブリドーマを納品いたします。

Q:成功報酬はどこの段階までですか。
A:Fusion後の培養上清をご評価後、クローニングへのご指示を頂いた時点で成功となります。

Q:出来上がったハイブリドーマの権利はもらえるか。
A:もちろんです。全てご依頼いただきましたお客様の権利となります。

Q:抗原量はどのくらい必要ですか。
A:精製タンパク質、キャリア結合ペプチドは1mg以上をご用意ください。

Q:抗体のスクリーニングはELISAだけですか。
A:初回の1次スクリーニングは大量のウェルを処理するためにELISAを実施します。 その後の2次スクリーニング以降はご指定のアッセイが可能ですのでお問い合わせください。

Q:無血清培地で培養できますか。
A:納品時の細胞は10~15%の血清培地で培養しております。無血清培地への馴化作業は別途費用が必要となります。

Q:合成したペプチドを持っているが、このまま渡して作製できますか。
A:合成ペプチドにはキャリアタンパク質の結合をお勧めしております。 KLHとOVAの2種類のキャリアタンパク付きペプチドをご準備ください。弊社でもキャリアタンパクへの結合は可能です。

Q:ペプチド抗原で作製は得意ですか。
A:はい。短期作製法で十分な作製実績があります。この一年間のペプチド抗原での実績は30件以上です。  抗体のご使用目的が免疫沈降反応や組織染色の場合はペプチドの設計、長さが重要となります。ペプチド設計の実績も積んできましたのでご相談ください。

Q:ペプチドの設計と合成をお願いした場合は成功報酬の対象となりますか。
A:弊社で設計、合成したペプチドでのモノクロ抗体作製については成功報酬とさせていただきます。但し、設計・ペプチド合成費用は別途ご請求させていただきます。

Q:修飾ペプチドでのモノクロ抗体作製の実績はどのようなものがありますか。
A:リン酸化、アセチル化、N末アセチル化、モノメチル化、断片化ペプチドなどで成功しています。

Q:どんな抗原での実績がありますか。
A:精製タンパク質、合成ペプチド、合成糖鎖、細菌、ウィルス、マイコプラズマ、精子、培養細胞などです。

Q:マウス、ラットへ免疫し抗体価が上がった動物の脾臓細胞が欲しいのですが。
A:抗体作製工程の部分受託も承っております。ご相談ください。

Q:マウス・ヌードマウスでの100匹や1000匹での大量腹水採取は可能ですか。
A:可能です。お問い合わせください。

ご注文に関して

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参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
モノクローナル抗体作製(一式) ¥1,100,000 お問い合わせ

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