概要
R&D Systems
®、RayBiotech、Enzo Life Sciences(Assay Designs)、Phoenix Pharmaceuticals、Thermo Fisher Scientific(invitrogen
TM)、Cytiva、Cloud-Clone、BioVendor、Boster Biological Technology、MyBioSource、Kamiya Biomedical Company社などのELISA・EIAキットを用いて、マイクロプレートリーダー SpectraMax ABS(Molecular Device製)(
fig.1)により、タンパク質の定量解析を行います。
特長
- 製品評価が高い、R&D Systems® / RayBiotech/Enzo Life Sciences(Assay Designs)/ Phoenix Pharmaceuticals / ThermoFisher Scientific / Cytiva / Cloud-Clone / Wuhan EIAab Science / BioVendor / Boster Biotechnology / MyBioSource / Kamiya Biomedical Company社などのELISA・EIAキットを使用します。
それ以外のメーカーのELISAキットにも対応いたしておりますので、お問い合わせください。
- 論文掲載数も数多いMolecular Device社製の解析装置 SpectraMax ABS を用いて解析を行います。
- 1サンプルに付き、デュプリケート(2点)あるいはトリプリケート(3点)で計測し、より精度の高い結果をご提供致します。
- 解析に用いる液量やWell数の指定をご希望の方にも対応します。
- サイトカインをはじめ、多様なタンパク質の定量を行います。
サービス内容
スタンダードカーブ(検量線)は、トリプリケートでの測定により、作成致します。
1プレートでの最大測定検体数は、以下の通りです。
トリプリケート測定の場合:最大24検体/プレート
デュプリケート測定の場合:最大36検体/プレート
シングルケート測定の場合:最大72検体/プレート
キットの一部は、スタンダードポイントが多いために、最大測定可能検体数が少ないものがございます。各社のManualをご確認ください。
- 測定希釈倍率について
ご希望キットの最新プロトコールを事前にご確認の上、測定希釈倍率を必ずQCシートにご記入ください。
ご記入がなく、メーカー推奨の希釈倍率が標準プロトコールに記載されている場合は、その推奨希釈倍率で測定します。
* サンプル融解後の固形物除去・ピペットロス・測定繰り返し数(N数)などもご考慮の上、多めのサンプルをご送付ください。サンプル量が不足した場合は、希釈倍率を適宜調整させて頂きますので、ご了承下さい。
* ペプチド抽出を伴うELISAキットをご希望の場合、ペプチド抽出に用いるサンプル量を基準とした測定希釈倍率をご指定ください。
【ペプチド抽出を伴う場合の記入例】
血清サンプル○mLを用いて抽出したペプチドを○uLに再溶解し、○倍希釈して測定する。
測定希釈倍率をご指定いただけない場合、測定をお受けできない場合があります。
- 解析方法について
プレートリーダー付属「SoftMax® Pro」を用いて、検量線作成や解析を行います。
* 解析ソフトウェアがバージョンアップしました。事前のご指定がない限り、新バージョンにて測定・解析を行います。解析ソフトウェアの設定上、旧バージョンの測定データを新バージョンで解析することはできませんので、予めご了承下さい。
* キット製造メーカー独自のテンプレートを用いた解析方法などがプロトコールに記載されている場合が、一部のキットにあります。キット製造メーカー独自のテンプレートを用いた解析は行っておりませんので、予めご了承ください。
- 対応測定波長(呈色)
340~850nm
- 実験の流れ
- ELISAプレートへスタンダード、サンプルを分注
- 固相化抗体との反応
- 洗浄
- 検出抗体との反応
- 洗浄
- 反応基質の添加
- 吸光度測定
- 検量線作成および目的タンパク質の定量
- 解析データ結果のご報告
データ解析結果を、CD-ROMに収めてご報告します。