概要
デジタルPCRを用いた変異型遺伝子を高感度に検出するサービスをご提案致します。リキッドバイオプシーサンプルや原発巣・転移巣のFFPEサンプル中などに含まれるがん遺伝子や、がん抑制遺伝子の変異を解析することで、がん研究をサポートします。
特長
- 0.005-0.1%のレアミューテーションの検出が可能です(BRAF V600Eの検出では0.001%オーダー)
- PCR効率によるバイアスがなく、より正確な解析が可能です
- 2チャネル(FAM、HEXまたはVIC)で構成されており、同一反応内で野生型と変異型の割合の算出が可能です
【このようなお客様にお勧めします】
サービス基本仕様
DNA抽出→濃度測定・品質評価→デジタルPCR解析→変異型遺伝子の定量または野生型遺伝子に対する割合の算出
- DNA抽出
- 品質評価
- デジタルPCR
- 変異型遺伝子検出 / 変異比率算出
*FFPEサンプルの場合、HE標本作製の病理医評価に基づく腫瘍領域のマクロダイセクションも実施できます。
*条件検討からの実施でカスタムのプライマー・プローブも使用可能です。
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こちらから、BIO RAD Laboratories, Inc.で合成・検証したプライマー・プローブのカタログをご確認いただけます。
**市販DNA・合成遺伝子等を使用し数 wellでの検出確認、またはいくつかの濃度条件(7点前後)を振った検出限界の確認を行います。
***温度条件を8点設定し至適条件の検討を行います。
****濃度条件を数点(7点前後)振り、検出限界の検討を行います。
→上記のアッセイワーク確認または至適条件検討後に実測検体の測定を行います。