理研ジェネシス / 理研ジェネシス ID: J01377

融合遺伝子解析 Fusion Gene ID: J01377

サービスについて

概要

融合遺伝子は、あるタイプのがんでは顕著な特徴となっており、分子標的医薬のターゲットとして着目されています。がん細胞などに由来する転写産物の配列を網羅的に決定した後、それらの配列情報から融合遺伝子を探索します。

特長

  • RNA-Seqにより取得されたペアエンドリード配列を用いて、融合遺伝子を検出。
  • 発現している融合遺伝子を効率良く探索。
  • Transcriptome Sequencingと組み合わせた解析も可能。

サービス内容

  • 解析結果(fig.1

    シーケンス解析により取得したペアエンドリード配列から、ソフトウェア(STAR-Fusion)を使用して、融合遺伝子を検出します。
    検出された融合遺伝子の情報(Pfam domain、インフレームか否かの判定結果、breakpoint前後の配列、ゲノム位置などの詳細情報)をサマリーレポートと検出結果リストで、支持リードの状況をHTML形式のファイルでご提出します。
  • 解析例

    ライブラリ作製キット TruSeq Stranded mRNA Library Prep
    機種 NovaSeq 6000
    平均リード数 / サンプル 約100Mリード以上
    シーケンス方法 Paired End / Multiplex
    バイオインフォマティクス解析 融合遺伝子の探索
    納期 品質評価通過後、約3ヶ月(*)

    * 同時に解析を行うサンプル数が多い場合には、別途お打ち合わせの上決定いたします。


納品物

  • 解析報告書
  • データHDD:リード情報(FASTQ)、サマリーレポート(PDF)、検出結果リスト(Excel)、支持リード情報(HTML)

サンプル条件

ライブラリ作製キット TruSeq Stranded mRNA Library Prep TruSeq RNA Exome
サンプルの種類 精製Total RNA 精製Total RNA
RNA量 3μg 0.5μg
濃度(*1) 65ng/μL以上 20ng/μL以上
RIN値(*2) 7以上 -(*3)

*1 サンプルの定量はAgilent 2100バイオアナライザまたはAgilent 2200 TapeStationを用いた方法を推奨しております。
*2 サンプルの(バイオアナライザによる)電気泳動図がお手元にある場合にはご提出をお願いします。
*3 200nt以上のRNA断片が50%以上(DV200≥50%)の品質を推奨しています。


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