組織切片作製
お手持ちの組織試料から、目的に応じたパラフィン切片や凍結切片を作製するサービスです。
- 組織切片の種類
・パラフィン切片
* 固定済みまたは固定液に浸漬した組織、パラフィン包埋ブロックをお送りください。
正常マウスやラット組織のパラフィンブロックは、ジェノスタッフ社でのご用意も可能です。
動物の解剖からをご希望の場合は、『パラフィン包埋ブロック作製』 をご確認ください。
・凍結切片
* 凍結切片の作製については、要ご相談となります。
- 固定方法選択
・パラフィン切片
固定液に浸漬した組織、又は、パラフィン包埋ブロックを送付下さい。
・凍結切片
お問い合わせください。
- 染色用途指定
・in situハイブリダイゼーション用(ジェノスタッフ独自の高感度法により作製)
・免疫組織細胞化学染色用
・HE染色・特殊染色用
- スライドガラス
ご使用の用途や組織に適したコーティングスライドで未染色切片を作製いたします。
- 薄切方向や切片厚の指定
薄切する際の希望断面(冠状断や矢状断、アトラスによる断面など)をご指定いただけます。切片の厚みは、ご指定がなければ、4~6μmで薄切いたします(パラフィン切片の場合)。
- 切片枚数の指定
ご希望の枚数を作製いたします。
パラフィン包埋ブロック作製
お手持ちの組織試料から、目的に応じたパラフィン包埋ブロックを作製するサービスです。
- 組織試料
1. お手持ちの組織をお送りいただく。
* 組織をお送りいただく際にご利用いただける組織固定液(G-Fix)の準備もございます。
2. ジェノスタッフ社技術担当者が貴施設へお伺いし、動物を解剖する。
3. ジェノスタッフ社にて動物を解剖する。
正常マウスやラットは、ジェノスタッフ社でのご用意も可能です。
ジェノスタッフ社は、日本チャールス・リバー株式会社と技術提携をしており、同社が繁殖または輸入した実験動物(モデル動物も可)をご利用いただけます。
- 動物の系統や週齢の指定
ジェノスタッフ社にてマウスやラットをご用意する際、系統や週齢、性別などをご指定いただけます。
- 固定方法の選択
固定液の種類や固定条件など、固定方法をご指定いただけます。
- 用途の指定
・in situ ハイブリダイゼーション用
*ジェノスタッフ社独自の高感度法にて作製いたします。
・免疫組織染化学染色用
・Hematoxylin&Eosin染色用
・特殊染色用
- 包埋断面の指定
包埋する際の希望断面(冠状断や矢状断、アトラスによる断面など)をご指定いただけます。
* 包埋時の中間溶剤には代替キシレンG-NOXを使用しており、キシレンは使用しておりません。
【ご注意】
- 現在、お客様がご使用のパラフィンブロックと製法が異なることにより、染色プロトコールの変更が必要となる場合があります。
- 胎仔の大きさにつきましては個体差がありますので、予めご了承下さい。
- 組織ブロックの厚みは、約2mm となります。