概要
>350のキナーゼをターゲットとしMobility Shift Assay, IMAP
TM またはADP-Glo
TM のプラットフォームを用いて化合物の評価を行います。ATP濃度はKm値付近、または1mMでの設定をご指定頂けます。化合物受領後、約2週間で結果をご報告いたします。
対象キナーゼのリストは下記からご確認ください。
Mobility Shift Assay(MSA)/IMAPTM
ADP-GloTM
セレクトパネル(Mobility Shift Assay/IMAPTM)
- 20キナーゼ TKパネル ver.2.0
カルナバイオサイエンスが独自にセレクトしたTKキナーゼ20種のパネルで、STKパネル同様、お客様の化合物の初期プロファイリングに最適です。本パネルにセレクトされたキナーゼの内、例えばABLやEGFR などは臨床で用いられる抗がん剤の主要な標的分子であり生理学的にも重要な役割を果たしています。
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- 30キナーゼ STKパネル ver.3.0
カルナバイオサイエンスが独自にセレクトしたSTKキナーゼ30種のパネルで、TKパネル同様、お客様の化合物の初期プロファイリングに最適です。キナーゼは系統樹から多様性を重視して選択、生理学的に重要なキナーゼを含んでおり、創薬ターゲットとしても重要です。
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- 30キナーゼ MAPK Cascadeパネル ver.2.0
細胞外からの刺激をカスケードにて核内に伝える重要なキナーゼ・ファミリーです。化合物の作用解析に有用なパネルとして30種のMAPキナーゼ・カスケードを選択しています。
注意:カスケードアッセイはMAPキナーゼカスケードに属するキナーゼ群の混在する環境でカスケード全体に対する阻害を測定する試験であり、個別のキナーゼの評価には適さない場合があります。詳しくはお問い合わせ下さい。
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- 30キナーゼ セルサイクルパネル ver.2.0
カルナバイオサイエンスが独自にセレクトした細胞周期の調節に関連するキナーゼ30種のパネルで、お客様の化合物が細胞の増殖等に影響を及ぼすかどうかを判断するのに最適です。キナーゼは主として細胞周期に直接作用するものが含まれており、阻害すると細胞の正常な増殖が損なわれることが懸念されます。
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Preincubation試験
Mobility Shift Assayで室温でのキナーゼ活性の安定性が確認されたキナーゼにつきましてPreincubaiton付き試験の受託を行ないます。通常の測定では適正な評価が難しいSlow Binderの評価におすすめです。
対象のキナーゼは
こちらからご確認ください。
脂質キナーゼプロファイリングサービス(ADP-GloTM )
各種脂質キナーゼをADP-Glo
TM プラットフォームにて測定します。ATP濃度はKm値付近で設定しています。
対象のキナーゼは
こちらからご確認ください。
サービスフロー
- 契約書締結、サービスお申込
サービスのご提供に際し、お客様と秘密保持契約書、及び委受託契約書の締結が必要です。
- 試験計画書
サービス申込書にご記入いただいた試験内容条件に基づきカルナバイオにて試験計画書を作成し、メールでお送りします。
- 被験物質ご準備、ご発送
被験物質の物性上、またはお客様での保管状況により条件に基づく対応が困難な場合は、事前にご相談下さい。
- 被験物質受領
被験物質を受領後、メールまたはファクシミリにて受領確認のご連絡を差し上げます。
- 試験開始
原則、前週木曜日午後4時までに受領した被験物質の試験を、翌週月曜日から開始いたします。
- 試験結果報告
試験開始後約2週間となります。
試験終了次第、試験結果報告書をパスワード付きのPDFファイルで速報版としてお送りします。報告書の原本は後日、宅急便にてお送りします。
試験スケジュールは年間スケジュールをご参照ください。