抗原賦活化装置 Decloaking Chamber ARC(The Antigen Retrieval Chamber)

ID:K04783

より適切な条件での賦活化が可能に

Decloaking Chamber ARC(The Antigen Retrieval Chamber)

    ホルマリン固定・パラフィン包埋(FFPE)組織切片試料を免疫組織染色する際に用いる抗原賦活化装置です。加熱(HIER:heat-induced epitope retrieval)および加圧処理によりマスキングされたエピトープを露出させます。

  • タッチスクリーンによる操作で、直感的に使用可能です。
  • 処理温度、時間はあらかじめ登録された6種類(温度設定:60、80、90、95、110、118℃)から選択できるほか、カスタムプログラムで1℃、1秒単位で自由に設定・処理できます。
  • 処理温度や時間、圧力の状況がログとして毎回記録されています。ログはUSB経由でダウンロードし、専用のソフトで確認できます。
  • 最大72枚のスライドを一度に処理できます(スライドキャリア1個当たり、24枚のスライドを収容可能)。
  • キャニスターごとに異なる賦活化溶液を用いての処理も可能です。

仕様

シリーズ Decloaking Chamber ARC
型番 DCARC0002R-UPT
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
361×330×343(リッド開時:H546)
重さ 6kg
電源 115V AC±10%*1 60Hz 1,100W
プログラムのプリセット数 6種類(60、80、90、95、110、118℃)
カスタムプログラムの設定 温度:60~121℃、1℃刻み
時間:秒、分、時間
稼働データの保存 最大100件(温度、圧力、時間)
データのエクスポート USB
スライド収容可能枚数
(キャニスター3個使用時)*2
標準スライド:最大72枚(W:24.2~25.6、D:75.0~76.5、H:0.9~1.2mm)
希望小売価格
(税抜)
1,650,000円
(税込 1,815,000円)
*1 付属の昇圧トランスに接続してご使用下さい。昇圧トランスを使用しない場合、装置が正常に作動しないことがあります。
*2 キャニスターは、スライドの枚数に関わらず必ず3個セットしてご使用下さい。